2005-07-21から1日間の記事一覧

第33章その3

(第33章その3) 神谷が喋っている間、一言も口をはさまず黙って耳を傾けていたアキだったが、神谷が話し終えると大きく吐息をつき、 「感心したぜ、あんたには。たいした男だよ」 と素直に神谷の行動力をほめた。 「それだけのことだ。だが、それだけじ…